農林水産省委託事業「平成23年度新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業;グリーニング病根絶事業を支援する高精度診断・最少薬剤使用・統計的手法の開発」の中課題として、この虫媒伝染病の感染拡大モデルを構築しました。
依頼者:農林水産省
納期:2012年3月、2013年3月(継続)
提出:報告書大部
2012年、東日本大震災後のスケトウダラ三陸沖個体群と、1998年に北海道噴火湾で採集されたスケトウダラ個体群(O’Reilly et al., 2004) の遺伝的多様性を比較するため、集団遺伝学的なパラメータの詳細な検討を行いました。有望なパラメータについて解説を作成し、比較のための統計手法の提案を行ないました。
依頼者:独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
納期:2012年10月
提出:報告書22ppおよび参考資料
徳之島におけるカンキツグリーニング病発生の実情に対応するため,地域区分(発生地域,発生警戒地域,経済栽培園,山林部など)を検討し、その地域区分毎における統計モデルの概略を検討しました。また,このモデルを作成するために必要な調査法を検討し,次年度以降に統計モデルを作成する前の基礎資料としました。
依頼者:鹿児島県
納期:2013年3月
提出:報告書22pp
鹿児島県指宿市に侵入したイモゾウムシは、緊急防除によって終息しました。発生地に隣接する開聞地区では、毎年、サツマイモ圃場における侵入警戒調査を行なっています。ペコでは、シナリオを用いたリスク管理法を提案するとともに、ベイズ法による「1回調査後の既侵入リスク」を算定する式(カイモン・モデル)を開発しました。
依頼者:鹿児島県病害虫防除所
納期:2011年9月
提出:報告書20pp